アジアモンスーン域雷活動と雲内氷晶数

氏名: 増田 有俊
指導教官: 高橋 劭


 雷雲内の電荷発生機構としては、氷晶と霰が雲内において衝突することによって電荷が発生する着氷電荷発生機構が、最も効果的に働くことが分かっている。大気物理研究室が開発した特殊ビデオゾンデのデータをもとに、雷活動と氷晶,霰の数との関連について解析を行った結果、雷活動が活発な地域には氷晶,霰の数も多いことが分かり、雷発生には氷晶,霰の共存が不可欠であることが分かった。

 また雲内における全含水量に対する各降水粒子の割合を求めると、同じアジアモンスーン域でも氷晶,霰形成の寄与により、降水機構は大きく異なっていた。