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豪雨事例の再現実験



日本における大雨は台風接近時や梅雨期に多く発生することが知られており,これまで多くの研究がなされてきました。加えて,近年では局地的大雨などの狭い範囲での大雨も注目されています。

豪雨が発生するためには,主に4つの条件がそろうことが必要です。1つ目は,雨の素となる多量の水蒸気が存在すること,2つ目は,大気の成層状態が不安定など,雨をつくり出す積乱雲の発生に好ましい環境場であること,そして3つ目が,積乱雲発生のトリガーが存在することです。これらに,4つ目の,複数の積乱雲がほぼ同じ場所で発生・発達しその場所に長時間強雨をもたらすという条件が加わると豪雨が発生します。

私たちの研究室ではこれらの豪雨事例の,数値モデルを用いたシミュレーションでの再現実験を試みています。モデルでの再現実験をすることにより,観測データだけでは調べることが難しい,発達の様子や詳細な構造を調べることができるようになります。

実際に起きた豪雨事例の一つ一つを詳しく解析することによって,予測が難しいと言われている突発的に発生する狭い範囲での豪雨や,それまで発生していなかったような場所での豪雨発生の予測に役立てることを目指して研究を行っています。

私たちの研究室ではこれらの豪雨事例の,数値モデルを用いたシミュレーションでの再現実験を試みています。モデルでの再現実験をすることにより,観測データだけでは調べることが難しい,発達の様子や詳細な構造を調べることができるようになります。

実際に起きた豪雨事例の一つ一つを詳しく解析することによって,予測が難しいと言われている突発的に発生する狭い範囲での豪雨や,それまで発生していなかったような場所での豪雨発生の予測に役立てることを目指して研究を行っています。


2009年8月9日兵庫県佐用町で発生した豪雨

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図1:レーダー観測(左)とWRF (The Weather Research and Forecast Model) による再現(右)の積算降水量 [mm]。

2010年10月20日奄美豪雨

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図2:レーダー観測(左)とWRFによる再現(右)の積算降水量 [mm]。


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図3:図1右(再現実験)のアニメーション。



文章・図:坂田成美・田上みゆき